記憶されない記録「Y」 (部分)
荒れた天候が続き、驚くような被害が出ています。私も横浜・希望ヶ丘の実家に帰っているときに、初回の大雪で、車を置いて帰る羽目になりました。さがみ野駅にある相模健康センターに泊りがけで行っていて、さがみ野駅まで戻ったところで、相鉄の海老名と大和間が運行見合わせ、希望ヶ丘には行けないことが分り、大森まで7時間の帰宅の旅になりました。まず、さがみ野駅からバスで小田急の相武台前駅に向かい、途中でバスが坂を登り切れなくなり、降ろされて、雪の降る中を10分歩いて駅へ。
小田急は下り電車はどんどん来るが、上り電車は来ない。冷たい風が吹き抜けるホームで中々到着しない電車を約2時間待って、満員電車で登戸へ。さがみ野駅の案内では運行されているはずの南武線が止まっていた。いつ運行を開始するか分らない状況、構内の本屋で21時の閉店まで過ごし、週刊誌を2冊買って、向かいのスパゲッティ レストランへ。身体が冷え切っていて、熱燗と言いたいところだったが、メニューに燗酒はない。赤ワインとニンニクと唐辛子が沢山入ったペペロンチーノと食後のコーヒーを注文した。
スマホが電池切れになり、食べている途中で慌ててコンビニへ。雪の降る中、寒さに震えながら、充電器を買いに出たがAU用は品切れだった。
コヒーを飲みながら、この店は22時閉店、朝までやっている飲み屋で過ごすかなどと考えている時に、川崎行きが動き出すとの情報。ホームで15分待って、ひとまずホッとして電車に乗る。川崎で京浜東北の上り電車は、数分で来た。23時過ぎに自宅に辿り着いた。
先週はさらに大雪で車の前の除雪もできず、また車を置いて帰る羽目に。
死者がでたり、村落が孤立したり、これからの雪崩の危険と大きな被害の比較にはなりませんが、東京近郊の交通システムの雪に対する脆弱さに驚かされました。
汎美術協会 http://www.hanbi.jp/info/
国立新美術館http://www.nact.jp/information/access.html
さて、汎美展のご案内ですが、3月5日(水)~3月17日(月)まで、国立新美術館で開催されます。
今回は「記憶されない記録」というタイトルで、F50号を4点出品します。
六本木界隈にお出かけの折には、是非立ち寄り、ご高覧下さい。