好評だった展覧会の気になった作品を掲載したいと思いつつ、忙しさに追われ、遅れてしまいました。今回もギャラリートークは参加者が多く、盛況でした。
友人の塩沢慎介さんです。
今回の作品は「鵜山の七曲」(大井川にある大きく蛇行する七か所)をテーマに描いたシリーズです。
岡澤みさをさん「六本木ヒルズ」です。シンプルに省略された風景と大胆な色彩構成が力強くて、美しいと思いました。
遺作展示/大はし・まさおさんの「けんだま」です。よく考えられたシンプルなフォルムと色彩が心地よい作品だと思います。ご冥福をお祈りします。
池田仲仔さんの「未来遊園」です。いろいろな物を貼り付けたコラージュの作品です。ロボットのようにデフォルメされた象や犬など動物や鳥など、電気コードがつながって、今にも楽しく動きそうな感じです。画面全体を支配するヴァイオレットとセルリアンブルーの色調が格調を高めていると思います。
田隝かほるさんの「凛」です。気取らない風景を然りげ無く切り取りとったような構図に見せながら、実に良く考えられた構成だと思います。また、横や下を向いた花たちの勢いや的確な色使いもあり、水彩とは思えない力強い絵になっていると思いました。
佐川毅彦さんの「満州」です。どんなストーリーがあるのだろうか?
Miguel Massaさん(スペイン)の「Backlight trees」です。0号とは思えない広がりのある、森林浴も楽しめそうな緑の世界を感じさせてくれます。