汎美展の会期も今日で折り返し、後半に入ります。国立新美術館では、企画展「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」が開催中ですが、観客動員力が弱いようで、汎美展も一般の客の入りが少ないようです。しかし、汎美展を目的に来館していただいている熱心な鑑賞者が多く、ジャンルも大きさも様々でバライティに富んだ作品の展示を評価していただいています。また、会場で汎美展を見て魅力を感じ、出品を希望する人もおり、他の公募展との違いに共感を得ています。14日(月)まで開催しています。是非、ご来場ください。
会場入り口の壁を取り払い、開放感のある明るいエントランスにしました。
日曜日にはギャラリートークを行いました。若手の出品者も増えて、活気のある面白いディスカッションになりました。汎美展では作家が自由に時間設定して実施する「作家と語る会」を開催してます。より深く作家や作品の制作意図や作品に対する想いを知り、鑑賞していただけるようにしています。
今回の出品作「chaos and confusion 1,2,3,4」です。混沌そして混乱、混沌及び混乱、混沌と混乱といったようなテーマを昨年10月に決め、制作にかかりました。
早々に来場してくれた画家の満田博久と写真家の大高 明です。