日府展とバルティス展を目的に上野へ。日曜日の上野駅や公園は、家族連れで大いに賑わっていました。都美館で開催中のバルティス展も混んでいるかもと思いつつ、会場へ。日曜美術館で放映されたこともあり、覚悟をしてましたが、意外と空いていました。2時間ぐらいかけてのんびり観て、その後、知人が出品している日府展の会場に。
私の展覧会に、毎回お出でいただいている掛田典子さんの「涼日」です。道をモチーフに描き続けています。
この道が続く、ブルーグリーンの靄の向こうに何があるのだろうか?明るい光に何が輝いているのだろうか?どんな存在をイメージして、霞む世界を描いたのだろうか?
それは、観る側がそれぞれ自分自身の世界を霞む世界の中に見出すのだろう。そういう仕掛けがこの作品にあるのだと思いました。
やはり、毎回私の展覧会にお出でいただいている藤原慶子さんの「明日の空」です。
「安倍首相の暴走を国民の声で止めよう‼」
とアピールし、上野駅の公園口でアジ演説とビラ配りをしている中年の人たちがいました。旗も看板ありませんでした。ビラには、「民権とは自覚した市民の権利!民権を取り戻そう!~今こそ自由民権運動の復興を!~ 民権灯」と書かれていました。
国民の意見がないがしろにされている今、私も声を上げることが必要だと思いました。ビラの片面です。