多くの皆様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。都美術館も改装で綺麗になりましたが、上野公園も改修が進み、モダンな公園に変身しつつあるようです。イベント用に用意されたテーブルと椅子が置かれた一郭で、秋めいた風に吹かれながら、行きかう人々を眺めていましたが、やはり、美術は上野かなと思いました。今年から5年間、秋の汎美展は都美術館での開催となります。来春3月は国立新美術館(六本木)です。
今回はF100号を2点出品しました。表現した作品が全てで、説明などすべきではないという考えもありますが、私がいない時にご覧いただいた方のために一言。曼荼羅で言う世界を構成する要素は5つ。「地」「水」「火」「風」「空」。今まさに、その要素が壊れて行く過程では?否、既に破壊はかなり進んでいる。そんなことを思いながら、制作しました。また、強い、シャープな形が欲しくなり、切り取って表現してみました。
再生「SKY & LAND」 F100号
再生「FAIR & WATER」 F100号