私の地元、大森ベルポートアトリウムで明日30日まで開催されています。友人の満田博久が出品しています。
今回の満田作品は「上野坂より」で、上野駅の公園口から線路沿いに坂を下ったところから、広小路方面をモチーフにして、画面を構成してました。あまり特徴のない風景を工夫してまとめていました。
気にかかった作品を紹介したいと思います。
橋本光枝さんの「自然」は、なんでもない風景を鋭い描写力で切り取った作品を描いた犬塚弘さんを思い出しました。
橋本清一さんの「懐し通り」は、自分の懐かし通りを想起させる、誰にでも記憶にある風景ですね。日本の寂れ、朽ち果てようとしている街並みも絵になりますね。
秋元淑子さんの「白壁の郷」は、好きな色合いの風景でした。白壁も微妙に白が変化し、木の紫が気持ちよかったです。
久下奈利子さんの「室内Ⅱ」は、生き生きとした線描のラインと僅かな色彩でうまく構成されていました。作品全体がガラスごしで、うまく撮影できなかったので、作品は部分です。
ここでご紹介できない多くの力作を鑑賞させていただきました。勉強になりました。ありがとうございました。