40年来の友人の中山直樹さんに誘われて、上海から蘇州、杭州と旅してきました。
その時の写真を中山さんに提供するため、パソコンで修正整理をしながら、改めて、現在の中国の開発の凄まじさを思い起こしました。
上海万博を目前にして、古い住宅密集地では、住民を強制的に退去させ、全てを壊し、まっさらな平地にし、そこに高層マンションを建てたり、緑地にしたり。時計を早回ししているように、現在が一気にある時代を跳び越えて、進んでいるような印象を受けました。
それが、上海だけでなく、蘇州周辺でも、杭州でも行われていました。
人影が無く、夜になっても灯りの灯らない高層マンションを数多く見かけました。
テレビのニュースは、中国では住民を護る法律が無く、開発業者有利で、開発業者が大儲けしており、国民大衆の不満が高まっていると報じていました。
GDPでは世界2位の中国ではなく大国になるわけですが、そんなのは序の口で、一党独裁で権力の集中と、約13億の国民のパワーは計り知れないと感じました。